「ニュースナック」で赤坂デビュー?

店内の様子

13店舗が集まる「kaiwaii akasaka」に“令和のスナック”オープン

 赤坂に10月29日、飲食複合施設「kaiwaii akasaka(カイワイ・アカサカ)」(港区赤坂3)がオープンしました。同じタイミングで、「スナックルージュ」をはじめとする13店舗の飲食店が一気に開業し、赤坂の夜がぐっとにぎやかになっています。

 同施設は、野村不動産が運営するオフィスビル「H1O(エイチワンオー)」の1・2階と13階部分に展開し、3フロア合計の延べ床面積は約670平方メートル。1階には、焼き鳥店「ノノトリスタンドアカサカミツケ」や、焼き肉店「やきにく 梵厨(ぼんず)」、イタリアン「FORNO GAKU」、餃子店「餃子 おそ松」など、仕事帰りにサクッと立ち寄れそうなお店が並びます。

 2階には、「スナックルージュ」、「ホルモン船 ホールちゃん」、ステーキ店「清喜 朔」、鉄板焼き店「やきやき三輪」、居酒屋「熊本牧場直営 木本商店」、中華料理店「赤坂夜舟」、「すし抱一」、和食店「愛花沙華」、「Bar FLOWERS」と、ジャンルの違うお店がぎゅっと集合。13階にはクラフトビアバー「PACHA Craft Beer Tacos」が入り、ビール好きにも楽しめる構成になっています。


「ニュースナック」ってなに?

スナックルージュで“スナック初体験”もしやすい

 2階に入る「スナックルージュ」は、トランジットオペレーションサービス(渋谷区)が運営するバーで、席数はカウンター6席を含む17席。「ニュースナック」をテーマに、かつて人気だった“スナック文化”に、ファッションや音楽、アートといったカルチャーを掛け合わせた空間になっています。

 店内は名前の通り「ルージュ」をイメージした赤が基調で、写真家・荒木経惟(アラーキー)さんや新田桂一さんの作品が飾られています。いわゆる昔ながらのスナックというより、アートギャラリーとバーとスナックの間のような雰囲気で、「スナック初めてでちょっと緊張する…」という人でも入りやすい空気感です。


店内の様子(提供:赤坂経済新聞 https://akasaka.keizai.biz/headline/4575/

メニューは“背伸びお酒”から気軽な一杯まで

 ドリンクは、ハイボール(1,000円)や「コダマサワーレモン」(1,200円)などの定番系に加え、「ブッシュミルズ ブラックブッシュ」(ボトル=8,000円)や「シングルモルト宮城峡10年」(同=8万円)など、ちょっと特別なボトルもそろえています。「吉四六(麦)」(同=8,000円)といった焼酎のほか、ジン、テキーラ、シャンパンまで選べるので、お酒の好みが分かれるメンバー同士で行っても楽しめそうです。

 フードは、「ルージュ チョコレート ベリー」(800円)などのアイスクリームを用意。がっつり食事というより、「食事は1階・2階別の店で、2軒目にスナックルージュでゆっくり」という使い方がしやすいラインナップになっています。


赤坂の夜に、ちょっとだけ“スイッチ”を入れたい夜に

 スタッフのユカリママは、「日常の中で、ふとスイッチが入るような『わくわくの瞬間』が生まれる場所にしたいです。個性豊かなママやスタッフが迎える空間で、懐かしさと都会的な感性が交差する、新しい社交の形を楽しんでもらえたら」と話します。

 営業時間は19時〜翌2時。チャージは1時間1,500円(1時間以降は30分ごとに750円)です。

 仕事終わりにちょっと背伸びしてみたい夜、上京して「赤坂の夜」を体験してみたいとき。1軒目から3軒目までを1つのビル内で完結させられる「kaiwaii akasaka」で、自分なりの“赤坂ルート”を探してみてはいかがでしょうか。

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