なまはげやかまくらなど、古くからある特有の伝統文化が今も色濃く残る秋田県。きりたんぽや地鶏、ハタハタなど、特産物も多いことで知られていますよね。そんな魅力溢れる秋田県がまるっと味わえるお店が東京にあるといいます。銀座にある居酒屋店「なまはげ」です。
同店は、実際に秋田にあった古民家が移築されてつくられて、2003年にオープンしました。その中で秋田の地酒や料理が提供されています。つまり、秋田の雰囲気がたっぷり味わえるというわけ。関東圏にいる人たちに「秋田県っていいところだなと思ってほしい」という思いからオープンに至ったといいます。
店長を務める畑山直太さんは、湯沢市の出身。18歳で上京して以来、約15年間飲食の世界にいるそうです。秋田出身者が来店した際には方言を使って話してくれるそうで、地元を懐かしく感じる人たちも多いそうです。そんな同店に足を運ぶお客さんは、近辺に勤めるサラリーマンやOLはもちろん、秋田出身の人もまた多いみたいです。
一押しメニューは、しっかりとしたモモ肉の芳醇な味わいと歯ごたえが特徴という「比内地鶏の豪華塩焼き」(2,916円)と、「比内地鶏のつくね焼き」(572円)。秋田の味がそのまま再現されていて、地元の方々は皆「これぞ本物の醍醐味」と舌を唸らせるそうです。
また、一番人気のメニューは、やはり「秋田名物比内地鶏のきりたんぽ鍋」(1,922円)。秋田出身でない人も一度は味わってみたいメニューですね。ベースとなる鶏ガラのしょうゆ味は、もちろん秋田の味そのままが再現されています。
これら郷土料理と一緒に口にしたいのは、やはり秋田の地酒ではないでしょうか。ここでは全35酒造の酒が用意され、それらを通じて“いろいろな秋田”を実感することができます。
さらに、同店では毎日2回にわたって「なまはげショー」が行われます。圧巻の迫力は、地元出身者なら誰もがノスタルジックになること間違いありません。初めてなまはげを目の当たりにするという人も、その迫力に思わず見入ってしまうことでしょう。
今後は、アンテナショップに近い存在として、「秋田の方々には永続的に来てもらいたい」と願う同店。秋田にまだ行ったことがないという人たちには、まずは同店で秋田の文化に触れて、興味を持っていただき実際に旅行などで現地を訪ねてほしい、と願う地元愛溢れるお店でした。
秋田から上京してきた人は、ぜひ一度は訪れたいお店ですね♪
<店舗情報>
■「なまはげ 銀座店」
住所:東京都中央区銀座8-5-6 中島商事ビル9F
電話番号:03-3571-3799
営業時間:17:00~23:30
定休日:年末年始
アクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」から徒歩5分、JR新橋駅から徒歩3分
<店舗情報>
■「なまはげ 銀座店」公式HP
http://www.akita-namahage.jp/ginza/
■Twitter
https://twitter.com/namahageginza