健康ブームの昨今、プロテインとスムージーを掛け合わせた飲み物が話題となっている。
今年4月、港区六本木に誕生したのがプロテインスムージー専門店「筋肉飲料」だ。スムージーといえば説明不要だが、凍らせた果物や野菜を使ったシャーベト状の飲み物で、多くの若い女性から支持を得ている。一方のプロテインは、いわばたんぱく質のことで、アスリートなどが筋肉を鍛えるためなどに用いる印象があるが……。
安原さんは同志社大学卒業後、愛知県で自動車販売の仕事に約3年間関わり、その後にさまざまな世界を見るため、国内の離島に滞在し海外にも足を伸ばした。オーストラリアを訪れた際に、プロテインスムージーが当たり前のように飲まれていたことを知ったという。
「それまでプロテインは運動している人たちが飲み、一般女性は飲まないと思っていましたが、現地の女性は皆、スムージーのように気軽に飲んでいました。味もとてもおいしく、とにかく衝撃的でした。これを日本でも広めたいと思ったのが始まりです」と当時を振り返る。
安原さんは帰国するとすぐさま出店の準備を開始し、4月15日に宅配専門店として同店をオープンさせた。扱う商品は全6種類となっている。ラインナップは次の通り。
1)「マッチャ・アームカール」(1,000円)……ケール、豆乳、抹茶パウダーなど
2)「アサイー・デッドリフト」(1,000円)……アサイー、ミックスベリー、豆乳など
3)「バナナ・ベンチプレス」(800円)……バナナ、豆乳など
4)「ストロベリー・スクワット」(800円)……いちご、豆乳など
5)「パイナップル・ロウ」(800円)……パイナップル、豆乳など
6)「チョコ・プルアップ」(800円)……チョコレート、豆乳など
これらはすべて豆乳を水に変更することができるほか、チアシードやエクストラプロテインなど、トッピングメニュー(100円~)も用意する。
「カロリーはそれぞれ一杯につき200~350キロカロリーとなっており、約20グラムのタンパク質が入っています。プロテインが苦手という女性もいるなかで、気軽に飲めるようなテイストを選び、種類も6種類用意しました。おやつとしてはもちろん、ご飯の代わりにもなるので、ダイエットをしている人や健康に気を遣っている人にはぜひ一度飲んでもらいたいです。一人飯にも最適かと思います。ジムやフィットネス需要が高い六本木の地から、このプロテインスムージーで『プロテイン=鍛える』という概念を覆していきたいです!」と安原さんは語る。
注文はフードデリバリーサービス「Uber EATS」で受け付けているが、今月からは店頭での購入もできるようになった。タピオカの次はプロテインスムージーが来るかも!?
<店舗情報>
「筋肉飲料」
住所:東京都港区六本木7-14 六本木FSビル3F
営業時間:10:00〜19:00
定休日:土曜、日曜、祝日
公式ウェブサイト:https://kinniku-inryou.com